2016年9月の住宅ローン金利は、国債の金利が若干反発しており、変動金利に関しては据え置きとなったものの、固定金利に関しては、一部金利帯での上昇がみられました。ここ数か月の日本銀行の動きをみると各種政策に関して限界の声が各方面から聞かれるようになっております。今後、量的緩和政策、マイナス金利政策をさらに進めていくことは可能ですが、進めていくのは容易なことではないでしょう。これ以上の政策が打てないとなれば、日本国債の金利は上昇し、住宅ローン金利も上昇することとなるでしょう。今後、どのような方向に舵を切ったとしても対応できるようにしっかり準備をしておきましょう。

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