2016年7月の住宅ローン金利は、ほとんどの金融機関が短期金利を据え置き、中期及び長期の住宅ローン金利を引き下げました。これは日本が発行する10年を超える国債のマイナス金利幅が拡大し、史上最低金利を更新したためです。英国のEU離脱に端を発した世界的な景気の不透明感が原因だと言えるでしょう。英国のEU離脱を受け、世界中で債券が買われており、ドイツ国債も市場初のマイナスに突入しました。さらに比較的に金利の高いアメリカの国債も最低水準まで債権が購入されました。7月に入っても債券は買われやすい状況にあり、金利には少しではありますが低下余地がありますが、いつ急騰してもおかしくない、ハイリスクな状況であるとも考えられます。現在、住宅ローンの借り入れ、借り換えを検討しいる方にとってはとても良い金利水準となっております。金利低下がこのまま続くわけではありません。下がりすぎたものは反発します。現在の状況では大きな反動になる可能性も高いです。借り入れ、借り換えのタイミングもすごく重要になる時期だと考えられます。

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